若者を中心に人気を集める位置情報共有アプリ「Zenly」。近い将来、サービス提供を終了すると発表されている。愛用者の間では、代わりとなる類似アプリを探す動きが出ている。
「Zenly」の代替アプリを開発中だとして、SNS上で話題になっているユーザーもいる。
「Snapchat」も代わりになる?
Zenlyは友人の位置情報を地図上に表示し、メッセージを送信できるアプリ。待ち合わせや遊びの誘いなどに利用されている。
代替アプリ候補として、ツイッター上では複数の名が挙がっている。例えば、家族や親しい友人との位置情報共有を目的とした「iシェアリング」。iOS、Android向けに提供されており、米「ISHARINGSOFT」が運営している。
アプリ説明によると、「愛する人の居場所に関する不安を軽減することを目的」としている。地図上に友人や家族の場所をリアルタイムに表示。チャット機能が搭載されているほか、友人、家族が家や職場を離れたときに通知を受け取ることもできる。
同じくiOS・Android向けの「Life360」。同名の米国企業が運営する。こちらも家族や友人など、登録したメンバーの位置を地図上で確認可能。チャット機能も有し、iシェアリングと似ている。
Zenlyの運営元・米「Snap」が提供する「Snapchat」を、代わりの選択肢として挙げるユーザーもいる。撮影した写真を友人・家族と共有できるアプリだが、マップ機能も搭載。友人が共有設定をしていれば、そのユーザーの位置情報が「Snapchat」の地図上に表示される。