ストーリーを作れるアーティストになりたい
影響を受けたアーティストは、米国のシンガーソングライターであるトム・ウェイツ。初めて聞いた時はあまりハマらなかったそうですが、アルバムを聴いているときに「子守歌みたいで良い曲だな」と思った曲が「Midnight Lullaby(真夜中の子守唄)」だったことに驚き、「言葉の壁を飛び越えてストーリーを作れるアーティストってすごい」と感じたそう。その経験が、現在の「ストーリー重視の作曲スタイル」に繋がっているそうです。
去年リリースした「夜空のサーカス」は、収録されている3曲全てがサーカスに関連した曲となっていて、3曲続けて1つのストーリーに仕立てられています。ジャケットも夜のサーカスを想像させるもので、ご本人曰く「コンセプトシングル」という形のCDとなっています。
全体的に「夜っぽい曲」が多いイシヅヤさん。「声や音楽性が夜型なのは自覚していて、信じられないぐらい朝が似合わない男だと思っています」と語りますが、実は生活スタイルは朝型なんだとか。あまりぐっすりと寝ることはなく、比較的ショートスリーパー体質だというイシヅヤさん。創り出す音楽とのギャップがまた、大きな魅力になっているのかもしれません。
そんなイシヅヤさんのワンマンライブ「CARNIVAL」が、10月2日に「池袋FIELD」で開催。「ライブハウスの中にカーニバルを作ってしまおう!」という意欲的な企画です。ぜひライブハウスに足を運んでください!
○イシヅヤシン
映画のような、絵本のような、ミュージカルのような... 情景や感情が鮮明に浮かぶ"物語"を歌う、語り部ピアノマン。高校生の頃から作詞家になりたいと思い、授業中に密かに作詞を始める。19歳の頃、突如ライブをしてみたくなり家にあったピアノを弾き始め作曲を始める。コードを4~6個覚え、曲を作りライブをする。
以降、独学でピアノを弾き続けバンドなども経て現在に至る。夢はイシヅヤシンというジャンルを作り上げ広く認知されること。映画のエンディングを作り歌うこと。 2021.4.1より前線(DJ)とエレクトロスウィングユニット「LATE SHOW CIRCUS」結成。
大学卒業後はマーケティング会社にてプランナーとして仕事をしながら、日々の生活で感じた悩みや苦しさや生きづらさを歌に込め昇華している。
現在は自身のライブ活動の他に楽曲提供や、作詞家としても活動中。
○DJ Nobby
大学卒業後にシティバンク・エヌ・エイに新卒入社、外国為替ディーラーやクレジットリスク管理などを担当。その後東京金融取引所に転職、取引所FX「くりっく365」の取引監視や上場企画などの仕事に従事。現在も米系金融機関に勤務。金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー7万9000人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。