スムージー「Jamba」全店閉店 上陸から2年で...今年9月に次々と終業

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   スムージージュース専門店「Jamba」(ジャンバ)の「Kitchen Labo グランスタ丸の内店」が、2022年9月30日に閉店する。「ジャンバ ジャパン」公式サイトでは、国内3店舗の全店閉店を9月2日付で掲載している。

   「グローバルワーク」など衣料品ブランドを多数展開する「アダストリア」の子会社「ADASTRIA eat Creations」(アダストリアイートクリエイションズ)が、日本独占展開権を取得していた。

  • 22年4月オープンの期間限定店「南町田グランベリーパーク店」(プレスリリースより)
    22年4月オープンの期間限定店「南町田グランベリーパーク店」(プレスリリースより)
  • 22年4月オープンの期間限定店「南町田グランベリーパーク店」(プレスリリースより)

3店舗が一挙に

   ジャンバは、米カリフォルニア州で1990年に創業。米国だけでなく韓国、フィリピンなど、世界中で870店舗以上を展開している。

   メイン商品のスムージーは、フローズンの果物・野菜、濃縮100%ジュース等を使用。人工甘味料や合成着色料不使用にこだわっているという。注文を受けてからその場で作り、できたてのスムージーを提供するスタイルだ。

   日本では期間限定店舗を2020年8月、「MIYASHITA PARK」(渋谷区)に出店し、上陸を果たした。アダストリアイートクリエイションズに取材すると、国内で最大5店舗を展開していたという。

   しかし、21年9月には「横浜ポルタ店」が閉店。以降、「東京ドームシティ ラクーア店」(文京区)が2022年9月19日に、期間限定店舗の「南町田グランベリーパーク店」(東京都町田市)が同25日に、そして「Kitchen Labo グランスタ丸の内店」(千代田区)が同30日に閉店すると、公式サイトで発表されていた。

   これで、最初の期間限定店を含む日本のジャンバ全店が営業終了となる。特にこの9月は、一挙3店の閉店ラッシュだ。

ブランドは撤退せず?

   しかし、取材に応じたアダストリアイートクリエイションズは、「ブランドとしての撤退ではありません」と答えた。同社としてのジャンバの業務展開は終了するが、「新たなパートナー企業によって継続予定」だという。

   一度終了する理由については、こう明かした。

「コロナの影響がかなり大きいです。日本人の客だけでなく、訪日外国人のインバウンド需要も見込んでいました。これが一番大きい要因だと思います」
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