G7の元首はカナダ首相のみ
しかし、実際には「元首級」の来日が少ない。日本テレビによるとG7(主要7か国)の首脳では、カナダのトルドー首相ぐらい。米国のバイデン大統領は参列せず、ハリス副大統領が代理。トランプ前大統領や、オバマ元大統領も参列しない。
仏のマクロン大統領は21日時点で参列者に名前が挙がっておらず、サルコジ元大統領が参列予定。独のメルケル前首相も21日時点で参列者に名前がなく、英国もメイ元首相。韓国からは、尹錫悦大統領は参列せず韓悳洙首相が参列する予定だ。
エリザベス女王の国葬では、米バイデン大統領ら各国トップが大挙して訪英した。日本からは天皇皇后両陛下が参列した。
今回の安倍氏の国葬では、今のところ現職の人よりも元職の首脳が目立っている。各国の元トップや準トップとの会合では、顔合わせにはなっても、正式には「首脳外交」と言えない面があるのも確かだ。