あまり報じられていない
Visit Japan Webは、2021年12月20日から一般向けに運用されているウェブサービス。同月15日付朝日新聞デジタルによると、こちらの開発などにかかった事業費は5225万円。「オリパラアプリ」の仕様書や一部のプログラムを流用することで新たな費用を抑えたという。
38億円以上を投じたオリパラアプリだが、「Visit Japan Web」の運用に生かされているという話は記者が調べた限りではあまり報じられていない。
4億円近くがかかったCOCOAは今後どのように生かされていくだろうか。河野太郎デジタル相はCOCOAについて事業開始時から「ボタンの掛け違いがあった」としつつ、その功罪を今後総括し、「次のパンデミックにつなげていく」必要があると22年9月13日の会見で話している。