漫画「葬送のフリーレン」のアニメ化が、2020年9月13日に発表された。魔王を倒した勇者たちのその後を描いたファンタジーで、原作・山田鐘人さん、作画・アベツカサさん。2020年から週刊少年サンデーで連載中だ。
アニメ版公式サイトで公開されているのは、ビジュアルと原作者コメントのみ。制作スタジオやスタッフ、キャストなどの情報は未公開だ。気になるのは、「声の出演」を誰が務めるか。ツイッターで早くも予想が始まっている。
フリーレンには「まどか」役のあの人を
「葬送のフリーレン」は「マンガ大賞2021」で大賞を、「第25回 手塚治虫文化賞」で新生賞を受賞した。オリコンニュースによると、コミックスの累計発行部数は720万部。そのため、アニメ化への期待は高く、キャラクターの声を演じる人への注目が集まっている。
同作は魔王を倒した後の物語を、1000年以上生き続ける魔法使い「フリーレン」を中心に描いた。フリーレンは、勇者「ヒンメル」が亡くなったのをきっかけに、人を知るための旅に出る。
物語の中心となるフリーレンは、伝承上の人型・長命な種族「エルフ」だ。見た目は若いながらも長年生きており、淡々とした性格。この役には、声優・悠木碧さんを予想する声がツイッターで多く聞かれた。悠木さんは多くの有名アニメに出演し、「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかや、「僕のヒーローアカデミア」の蛙吹梅雨の声を担当している。
声優の田村ゆかりさんを挙げる人も見られる。アニメ「ひぐらしのなく頃に」シリーズの古手梨花や、「魔法少女リリカルなのは」シリーズの高町なのは役を演じてきた。
「鬼滅の刃」声優に期待
フリーレンの弟子で人間の魔法使い「フェルン」役には、声優の早見沙織さんや種﨑敦美さんを推す人が。2人はアニメ「SPY×FAMILY」で親子を演じている。早見さんが、母で殺し屋の「ヨル・フォージャー」役を、種﨑さんは超能力を持つ少女「アーニャ・フォージャー」役だ。
戦士「シュタルク」役には、アニメ「鬼滅の刃」シリーズで我妻善逸の声を務める下野紘さんを予想する投稿が最も多かった。