ゲーム機「Nintendo Switch(スイッチ)」向けの最新作ソフト「スプラトゥーン3」が絶好調だ。任天堂(京都市)は同作の国内販売本数が、発売後3日間で345万本を突破したと2022年9月12日に発表した。
ソフトの人気が波及したのか、ハードである「スイッチ」の転売が、またぞろ活発化している。
「Proコントローラー」も転売の餌食
任天堂のプレスリリースによると、「スイッチ向けソフトの発売後3日間の国内販売本数」としては、過去最高を記録したという。
「スプラトゥーン3」発売に先立って、8月26日に発売されたスイッチのオリジナルデザイン「スプラトゥーン3エディション」有機ELモデルや、周辺機器「Proコントローラー」(プロコン)は、高額転売の餌食になっている。
オリジナルデザインの有機ELモデル定価は、3万8980円(税込・以下同)だが、フリマアプリ「メルカリ」では4万5000円以上からの出品が多い。同じくオリジナルデザインのプロコンは定価8228円のところ、メルカリだと1万1000円以上からだ。
限定モデルだけでなく、通常版の有機ELモデルやプロコンも転売対象になっている。通常版有機ELモデルの定価は3万7980円。これに対してメルカリでは、新品未使用で4万3000円以上に。プロコンは定価7678円だが、メルカリでは1万円以上からの出品が確認できた。
Amazonでもプロコンが転売されており、販売価格は1万1380円となっていた。ここでは、従来版スイッチが定価を上回る3万7876円で販売されている。