NECプラットフォームズは、無線LANルーター「Aterm」シリーズから、「WX11000T12」「WX7800T8」2モデルを2022年9月15日に発売する。いずれも、帯域幅の広い6GHzの周波数帯域に対応した、「Wi-Fi 6」の拡張版「Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)」に準拠する。
新たなデザイン
従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え6GHz帯の3つの帯域を同時に利用できる「トライバンド」にも対応し、テレビやゲーム機、スマートスピーカーなど多数の機器の接続時にも帯域を使い分けながら混雑を避け、安定した高速通信を実現した。
同シリーズの特長のアンテナを内蔵する構造を継承しつつ、Wi-Fiのイメージをサイドパネルの大きなカーブで表現した新たなデザインを採用する。
親機と複数の中継器が連携することで通信エリアを柔軟に拡大でき、自宅での安定した通信環境を構築可能な「メッシュ中継」機能を実装。また、スマートフォンなど自宅内で移動しながら利用する場合でも快適な通信を実現する「ローミング」機能などを備える。
総合セキュリティソフト「ウィルスバスター」シリーズを展開するトレンドマイクロのWi-Fiルーター向けホームネットワークセキュリティ機能を搭載し、最大90日間無料で利用できる。不審な接続の検知や、危険・有害なウェブサイトへのアクセスをブロックするなどサイバー攻撃の脅威から接続機器を守る。
6GHz×4、5GHz×4、2.4GHz×4の12ストリームモデル「WX11000T12」は、WAN/LAN双方に10Gbps有線ポート(10GBASE-T)を装備。6GHz×2、5GHz×4、2.4GHz×2の8ストリームモデル「WX7800T8」も用意する。
いずれも価格はオープン。