ソニーは、"360立体音響"を実現するサウンドバー「HT-A5000」「HT-A3000」の2モデルを2022年9月10日から順次発売する。いずれも、独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を搭載する。
5.1.2ch構成と3.1ch構成の2モデルを用意
本機とスピーカー間に加え壁や天井までの距離を内蔵マイクで自動計測し、設置されている空間を把握。本機とリアスピーカーからの音の波面を合成し、複数のファントムスピーカーを生成することで広大な音場空間を創出できる。別売の専用リアスピーカーと組み合わせることで、圧倒的な音の広がりと臨場感を楽しめる。
また同社製テレビ「ブラビア」との連携に対応。本機からの音に加え、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして駆動させるため、映像内の人の声が画面から聞こえてくるかのような視聴体験が可能になる。
5.1.2チャンネル構成の上位モデル「HT-A5000」は、天井からの音の反射を生むイネーブルドスピーカーと独自のバーチャルサラウンド技術「Vertical Surround Engine」により、高さ方向の音の豊かな表現力を実現。
加えて壁からの音の反射により横方向の表現力を生むビームツイーターとフロントスピーカーでサラウンド音場を再現する「S-Force PRO フロントサラウンド」との連携により、リアルな音響空間を生み出す。
3.1チャンネル構成のスタンダードモデル「HT-A3000」は、3基のフロントスピーカーとデュアルサブウーファーに「X-Balanced Speaker Unit」を組み合わせ、迫力があり歪みの少ないクリアな音質を実現した。「Vertical Surround Engine」と「S-Force PRO フロントサラウンド」により密度の濃いサラウンド音場を楽しめる。
市場想定価格は「HT-A5000」が12万1000円前後(税込)、「HT-A3000」が8万8000円前後(同)。