「東京チカラめし」名乗る店あちこちに 全国で2か所しかないはずが

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   焼き牛丼チェーン「東京チカラめし」の「新宿西口1号店」が閉店した。東京都内唯一の同店は2022年8月28日が最終営業日。ツイッター上には、別れを惜しんで駆けつけた客が同店の前に行列をつくる光景の写真が投稿された。

   現存店舗は「新鎌ヶ谷店」(千葉県鎌ケ谷市)と大阪日本橋店(大阪市)のみ。だが、実は今でも都内には「東京チカラめし」を掲げる店がいくつもある。

  • 2022年8月28日閉店の「東京チカラめし 新宿西口1号店」
    2022年8月28日閉店の「東京チカラめし 新宿西口1号店」
  • 2022年8月28日閉店の「東京チカラめし 新宿西口1号店」

デリバリー版「チカラめし」

   チカラめし運営の三光マーケティングフーズは、「バーチャルレストラン」社(東京都江戸川区)とライセンス契約を締結したと21年7月15日に発表していた。同社はデリバリーを専門とする飲食店「ゴーストレストラン」のブランド展開を行っている。

   三光はこの契約をもとに、まずはデリバリーサービス「Uber Eats」で関東県内にてデリバリー専門の「VR『東京チカラめし』」を出店すると説明していた。

   チカラめし公式サイトには、デリバリー専門店に関する情報は見当たらない。

   しかし「Uber Eats」サイトを調べると、「東京チカラめし 板橋本町店」(板橋区)、「井の頭公園店」(三鷹市)、「瑞江店」(江戸川区)など、チカラめしを名乗る店が都内で少なくとも10店舗見つかる。

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