「大喪の礼」は警備費用24億円
葬儀で多額のコストがかかるのは「花代」だという。「女性自身」は都内の生花店に取材し、「菊の花だけで2000万円」と推定している。
同誌によれば、カウントされていない巨額経費もある。警備費用だ。
「昭和天皇の大喪の礼では警察官3万2000人が動員され、当時の警備費用は24億円でした。19年10月に行われた今上天皇の即位礼正殿の儀では、警察官約2万6000人が動員され、警備関係費用としては28億5000万円がかかりました。安倍元首相は演説中の銃撃によって亡くなったこともあり、これまで以上に警備が強化されることが予想されます。通常よりも人員を増やすとなれば、警備費用は35億円ほどに増えてもおかしくないでしょう」(社会部記者)との見方を伝える。
つまり、2億5000万円に約35億円をプラスしたのが、今回の真のコストだというわけだ。弔問に訪れる要人の旅費や滞在費については、日本側の負担はないという。