菅義偉前首相は夏休みなし
これまでの多くの首相と同じく、岸田首相も16日は茨城県のゴルフ場で、裕子夫人ら家族や秘書官とともに、1年半ぶりのプレーを楽しんだ。
朝日新聞によると、小泉純一郎元首相は5年5か月の在任期間中、最長約2週間の夏休みを取った。最初の夏休みは箱根で過ごし、当時、大学生だった次男の進次郎君(のちの環境相)とキャッチボールする姿を報道陣に公開するなどして話題になった。
一方、麻生太郎元首相は、夏休み返上で衆院選を戦ったが大敗し、政権を去った。民主党政権では、菅直人元首相の6日間が最長だった。
安倍晋三元首相は約7年8か月に及んだ第2次政権で、7~8月は2週間程度の夏休みを取ることが多かった。しかし、コロナ対応や病院での検診などが重なった20年は、長期休暇はなかった。
菅義偉前首相も昨夏は忙しかった。東京五輪に新型コロナ対応が重なり、総裁選も控えていたことなどから夏休みは取らなかった。