「社会の決まりに縛られることへの反抗」が原動力
スペース終了後の二人に、話を振り返ってもらった。山下さんは、「物を作るということにとらわれ過ぎて、メンタルケアを怠り、逆に物を作れなくなってしまった人は多い」と話す。そんな人が傍にいたとき、やじまりさんの話を思い出して、「声高に『逃げろ!』と言えるようになりたい」。
やじまりさんは、改めて「『~しなきゃいけない』という、社会の決まりに縛られることへの反抗がクリエイティブの原動力だ」との思いを強めたそうだ。「あれ、おかしいな?」という自分の感性を信じてあげることが、クリエイターにとって一番難しく、大切だと忘れないようにしたいという。同時に、山下さんとの対談を通じ「人に物事を伝えるのが得意分野だと、自信を持った」。
やじまりさんが衝撃の実話を描いた「40キロ痩せても幸せになれなかった話」は、単行本が発売したばかり。「とっっても良いエッセイマンガだったので、みんな買ってね」(山下さん)。
第4回作リエは、2022年8月24日実施予定。