重症者ピークは感染ピークから2~3週間遅れ
このところ心配されているのが、重症者数の増加だ。7月31日は、全国で427人。こちらも7月に入ってから急上昇中。第6波のピークは1日で1500人台、デルタ株の昨夏は2000人を超えていたので、まだかなり下回っているが、重症者は、感染ピークから2~3週間遅れてピークになることが分かっている。
「重症者対応のベッド数に占める重症者数」の割合もじわじわ上昇している。全国平均では24%。まだ余裕があるが、東京都では7月27日現在、1007床のうち、すでに510床が埋まり、使用率は51%に達している。沖縄県は39%、大阪府は37%。京都府や奈良県も31%に達している。