全国の感染者は10代が最多
NHKは7月20日、子どもの感染状況と、気をつけるべき点などをまとめている。
それによると、12日までの1週間で全国の感染者は10代が最も多く、全体の16.2%、10歳未満が15.6%と子どもの感染が目立っている。全国の保育所などの児童福祉施設で、11日までの1週間に確認されたクラスターなどの数は、前の週の2倍近い109件にのぼっている。
東京・港区の母子医療の専門病院、愛育病院では7月に入って子どもの入院患者が増え、19日の時点で21ある小児科の病床がすべて埋まっている。
愛育病院小児科の浦島崇医師はNHKの取材に、「入院病床は満床が続いていて退院するとすぐ次の子どもが入る自転車操業のような状況になっている。外来や救急もひっ迫していて都内の小児医療はこれまでで最も厳しい状況に置かれていると感じている」と語っている。