デジタル文具などを手がけるキングジム(東京都千代田区)は、デジタルメモ「ポメラ DM250」を2022年7月29日に発売する。
約24時間の使用を実現
テキスト入力のみに特化し、携帯性にすぐれるコンパクトサイズのツール。電源を入れると素早く起動し、スムーズに文章作成を行えるなど従来モデルの入力のしやすさはそのまま、ユーザーからの要望を反映し、より使いやすさを追求したという。
キーボードのフォントは可読性が高くモダンな雰囲気のAXISフォントを採用。本体の構造を見直したことで打鍵音がより静かになり、出先などでも軽快なタイピングが可能だ。
「ポメラ」向けに最適化された日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」をさらに強化し、「校正支援」のほか脚本や台本の作成に適した「シナリオモード」などの機能を追加した。また1ファイルあたりの保存可能な文字数が従来から2倍の20万字になった。
リチウムイオンバッテリーの容量を増加し、フル充電で約24時間の使用を実現。閉じた状態でもバッテリーの残量が確認できる充電確認用LEDを新たに装備した。コネクター形状はUSB Type-Cを採用する。
Wi-Fi接続により、iOS 13~/Android 9~対応の専用アプリ「pomera Link」をインストールしたスマートフォンと直接テキストファイルの送受信が可能になった。
7.0型WSVGA(1024×600ドット)TFT液晶ディスプレーを搭載。内蔵ストレージは1.3GB、SD/SDHCカード(最大32GB)対応。「角川類語新辞典.S」、「明鏡国語辞典 MX」、「ジーニアス英和辞典 MX」、「ジーニアス和英辞典 MX」各辞書を内蔵する。
カラーはダークグレー、ホワイト(同社公式オンラインストア限定)の2色。
価格は6万280円(税込)。