【連載】アイスリボン・藤本つかさ 素顔の女子プロレス
めでたい!
「藤本つかさ 素顔の女子プロレス」が、今月で1周年を迎えました!パチパチパチ!
おめでとう自分!
ありがとうございますJ-CASTトレンド!
コラムを始めた1年前と、環境が180度変わりました。
あの頃はチャンピオンとしてリングを暴れまわっており、自分が寿休業するとは夢にも思っていませんでした。
そんな1周年記念コラムは、数年ぶりの「おでかけプロレス」について。
どう引き付けるかが重要
アイスリボンの「おでかけプロレス」とは、リングもしくはマットを持っていき、場所を問わず、プロレスを初めて見る人がたくさんいる中で試合をすることです。お祭り会場やフェスティバルなど、野外が多いかな。
7月17日、埼玉県で開かれた「浦和美園×絶品グルメ☆ピクニック祭り」で、おでかけプロレスを行いました。
マットは4メートル四方のこちら。コーナーの代わりに脚立を使用。写真で見るとシュールですね(笑)。
通常の興行は、私達を知っているファンがお金を払って見に来る。おでかけプロレスは、その場にいる人にとって、私達が何者か分からない上に、たまたまそこで試合をしているので、見ても見なくてもいい環境。
どう引き付けるかが一番重要となってきます。これ、本当大事。試合前に自己紹介をしますが、そこでも「つかむ」言葉をチョイスすることが大切。見てもらうきっかけづくり!
コロナ禍でしばらく禁止していましたが、「浦和美園×絶品グルメ☆ピクニック祭り」のおでかけプロレスでは、子ども達に向けにプロレス教室を行いました。みんなでスクワットや前転後転をして、最後にプロレス技を一つ、教えます。それは、アイスリボン伝統の「アイストレイン」。実際は、相手選手の上に前転してダメージを与える技です。もちろん子どもに指導するときは安全対策(セキュリティー面)を重視し、技をかける際は選手が必ず補助します。中にはテンションがあがり、はしゃいでしまう子がいるので、目を光らせないといけません。
やはり選手と一緒に体を動かすことは盛り上がるなと。こういうのも徐々に解禁していけたらいいですね。