「百果園 新宿店」が消えた 現地は様変わり、新たに入居した店は

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   東京・JR新宿駅東口の老舗フルーツパーラー 「百果園 新宿店」が完全に閉店したようだ。2022年7月27日現在、同店があった建物には「新宿 屋台苑」という施設が開店準備を進めている。

   ファッションビル「新宿アルタ」のすぐ近く、目を引く位置でマンゴーやパパイヤを販売していた同店は、別の店になるようだ。

  • 「百果園 新宿店」の看板は「新宿 屋台苑」に
    「百果園 新宿店」の看板は「新宿 屋台苑」に
  • 開店準備が進められているようだ
    開店準備が進められているようだ
  • 「百果園 新宿店」の看板は「新宿 屋台苑」に
  • 開店準備が進められているようだ

新型コロナで臨時休業を経て

   「百果園 新宿店」公式インスタグラムによると、2020年4月9日から「新型コロナウイルス感染拡大防止」のため臨時休業に。その後7月22日での営業再開を告知していたが、8月8日から「感染拡大を受け」、再び休業に入った。インスタグラムの更新は7月16日で止まっている。

   2021年11月にJ-CASTトレンド編集部の同僚が同店に訪れたところ、落書きの目立つシャッターはすべて降りており、臨時休業を告げる貼り紙が残っていた。

   そして記者が22年6月27日に店舗前を通りがかったときには、工事用の仕切りに覆われていた。

   7月27日に改めて百果園のあった建物に立ち寄った。細長いビルの構造はそのままのように見えるが、「百果園」の看板はなくなり、「屋台苑」との店名に置き換わっている。内装も一新されている。カラーコーンに囲まれ、何人かのスタッフによって開店準備とおぼしき作業が進められていた。

8月1日グランドオープン

   「新宿 屋台苑」の運営会社は、都内や米国・グアムで飲食店を経営している「浜倉的商店製作所」(東京都中央区)だ。7月27日に公式サイト上で、同店が8月1日11時にグランドオープンすると発表している。

   「青果店『百果園』様の跡地を引継ぎ」、「屋台街」としてオープンするという。店内は貝料理「貝道」、焼肉「新宿苑」、麺屋台「辛麺」、焼鳥「布袋」と4軒の屋台から構成されるそうだ。「駅前屋台文化」の復活を掲げている。

   J-CASTトレンドは、同社に「百果園」の閉店の詳細について取材を申し込んでいる。回答があれば後日追記する。

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