直近は打線上向き
7月24日までの直近5試合だと、ロッテの平均得点は5.8で、失点は4.4。今シーズンを通しての平均得点は約3.23で、平均失点は約3.49だ。近ごろは失点が多いものの、それ以上に得点力が上向いている。
直近3試合ではいずれも10本以上の安打が飛び出した。7月23日~24日の北海道日本ハムファイターズ戦では主砲のブランドン・レアード選手が2試合連続で本塁打を放つなど打線の調子は悪くない。
そんななか、13試合に先発し防御率1.48をマークしている「令和の怪物」佐々木朗希投手の登板日は「ねらい目」となり得る。
7月1日付日刊スポーツ(電子版)によると、同日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に先発した佐々木朗投手は右手のマメが潰れて出血し、降板。
以来公式戦には登板していないが、6月11日(横浜DeNAベイスターズ戦)は8回1失点、6月22日(埼玉西武ライオンズ戦)は7回無失点、7月1日(楽天戦)も4回無失点とその実力を見せている。
打線が後半戦も好調を維持し、佐々木朗投手がマウンド上でその実力を発揮できれば、再び5点差以上での勝利を望めそうだ。
なおこれまでの5点差勝利試合のうち、佐々木朗投手は4月10日と(完全試合達成)5月20日のソフトバンク戦に先発し、勝ち投手となっている。