iPhone「値上げ」でどうなった スマホ大幅値引き販売現場のその後

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大幅値引きがされていた「iPhone」は

   7月20日に、東京都新宿区内の家電量販店を訪れた。A店では、ドコモ版「iPhone 12 64GB」が1円の23回払い、23円で買えるとのポップ広告が。

   MNP(電話番号を維持しての他社からの乗り換え)を対象とした割引や「店舗独自割引」、そして一定期間後に端末をキャリアに返却することで残価の支払いが不要になる購入サポートプログラム。これらを組み合わせることで、この値段になるとの説明だ。

   同様に、MNPや購入サポートプログラムを組み合わせることで、au版「iPhone SE 64GB」が「お客様負担額 1円」になるとのポップも。

   ただ、「iPhone 13 mini」については上述のような格安販売は見当たらない。店舗スタッフに聞くと、13 miniを対象とした大幅値引きのキャンペーンは「数か月間」実施していないとのことだ。さらに13 miniは本体の値上げ幅も大きく、しばらくキャンペーンは行われないのではないかと語った。

   家電量販店Bでも、ソフトバンク版「SE 64GB」について1円×24回払いの「お支払い総額24円」で買えると店内広告に書かれていた。au版「12 64GB」では「実質負担1円」というキャンペーンを確認した。家電量販店Cでは、ソフトバンク版「SE 64GB」が24円で売られていた。ただ、「13 mini」についてはこうした格安キャンペーンは見当たらなかった。

   3店を調べた限り100円未満といった格安の「13 mini」は見当たらなかった。ただ本体値上げを経た現在でも、SE・12を大幅に値引くようなキャンペーンは続いているようだ。

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