「スシロー」テイクアウト専門店に異変 「To Go」ブランドこの夏7店閉店

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3つの持ち帰り専門ブランド

   フードアンドライフカンパニーには、「京樽」、「スシロー×京樽」、「スシロー To Go」と3つの持ち帰り専門ブランドが存在する。これらの違いについて、同社広報課は次のように説明した。

   まず京樽は、「"京樽伝統の茶きん鮨"をはじめとして、"押鮨"や"巻鮨"など上方鮨を中心とした商品ラインアップ」をそろえる。これに対して「スシローTo Go」は、「マグロやハマチなどを盛り合わせたセットメニュー」や「『まぐろ3貫』などセット商品にプラスして購入いただけるような商品」を取り扱っている。その上で、「スシロー×京樽」は、京樽とスシロー両方の商品を販売しているとのことだ。

   「スシローTo Go」の初出店を知らせる21年2月22日のプレスリリースでは、「スシローでは、今後テイクアウト専門店を本格始動させる上で名称に"To Go"の文字を加え、全国に店舗を拡大していく予定」と説明していた。その後、22年度上半期決算資料では先述の通り、関東の「スシローTo Go」を「スシロー×京樽」に転換した旨が書かれている。

   昨年から今年にかけて、社の方針が変わったのだろうか。広報課の回答は、こうだ。

「テイクアウト専門店を展開していくことに変わりはございませんが、『スシローTo Go』だけでなく『京樽・スシロー』としてもテイクアウトブランドを展開できればと思います」

   では、「スシロー To Go」ブランドの撤退予定はあるのか。聞いてみたところ「スシローTo Goの在り方など含め、今後に関しては検討をして参ります」。なお2022年1月以降にも、関東地方で新規出店していた。

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