安倍元首相銃撃犯の正体を分析 「無敵の人」「ローンウルフ」「自爆テロ」

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ターゲットが「特定」の人物に

   日本版ニューズウィークでは7月12日、小宮信夫・立正大学教授(犯罪学)が「自爆テロ」という視点で論じている。

   同氏によれは、捕まってもいいと思って振るう暴力が「自爆テロ型犯罪」だ。私立カリタス小学校の児童が刺殺された事件(2019年)、京都アニメーション(京アニ)が放火され社員36人が死亡した事件(同)、ハロウィーンの夜に悪のカリスマ「ジョーカー」に似せた服装をした男が京王線の乗客を襲った事件(2021年)、東京大学のキャンパス前で受験生が刃物で切りつけられた事件(2022年)などだ。

   今回の事件では、ターゲットが「特定」の人物になった。「自爆テロ型犯罪が次の段階に進んだことになる」と分析。「安倍元首相銃撃事件で指摘されている、警備態勢の不備と宗教団体への恨みは、事件のトリガーにすぎない。問題の本質は、不満の底流にある格差や貧困である」と指摘している。

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