東京は1日10万人超の恐れ
第7波で感染者はどこまで広がるのか――。
FNNによると、東京都医師会の猪口副会長は12日、これまでの増加比で逆算すると、都内の1日の感染者数が、「今月19日時点で、およそ3万人になる」との試算を明らかにした。
さらに、およそ2週間後の今月25日には、10万人を超える恐れがあるという。その上で、猪口副会長は、医療提供体制について、「(入院患者を)絞り込んでみていくようにしないと、多分、東京は乗り切れない」などと強い危機感を示した。
東京都の感染者は13日に1万6878人。前の週の同じ曜日よりも8000人以上増え、2日連続で1万人を超えた。
テレビ朝日によると、都は12日、全体の病床使用率が40%を超えたことを受け、都内医療機関のコロナ患者用の確保病床をおよそ5000床から7000床に引き上げた。
小池百合子都知事は「感染拡大を抑えるためには一刻の猶予もない」と危機感を示し、医療提供体制を第6波のピーク時と同じ水準に拡充し備える方針だという。