新型コロナ「BA.5」島根県で急増 東京は8月に感染者5.5万人の恐れ

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   新型コロナウイルスの感染者数が、全国で急増している。中でも増え方が際立っているのが島根県だ。すでに「第6波」のピーク時を大きく超えており、全国の先行指標になるのではないかと注目されている。

  • 「第7波」は来ないでほしい
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第6波のピーク時の3倍以上に

「島根県は全国に先駆けてBA.5の急増の県になっている。フロントランナー。ひとつ前(BA.1やBA.2)の戦い方を踏襲しても、新しいBA.5に対応できるか分からない」

   BSS山陰放送によると、同県の丸山達也知事は2022年7月7日の定例記者会見で、急増するコロナ感染者対策の難しさを訴えた。

   同県のコロナ感染者数は今年1~4月段階では100~200人余りで推移していた。しかし、6月下旬から急増。28日に300人を超え、7月2日に424人。5日には753人。7日も595人。オミクロン株による第6波のピーク時の3倍以上に跳ね上がっている。

   島根県は人口約66万人。東京都の20分の1程度しかない。したがって、同県の現在の感染者数は、東京都に当てはめると、1万人を大きく超えていることになる。

   熊本県、佐賀県などでも急増している。

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