再感染の恐れもある
感染拡大は日本だけではない。TBSによると、世界保健機関(WHO)は6日、新型コロナの世界の感染者が過去2週間で30%近く増加しており、欧米では「BA.4」と「BA.5」と呼ばれるタイプが感染拡大を加速させていることを明らかにした。
テレビ朝日によると、「BA.5」は、オミクロン株の中でもとくに感染力が強く、免疫をすり抜ける能力があるとされる。ワクチンを接種すると、ウイルスの働きを抑える中和抗体ができるが、海外では初期のオミクロンと比べ、「BA.5」の場合、この抗体の強さが3分の1程度まで低下するという研究報告もあるそうだ。
さらに、自然感染で作られる免疫は「BA.5」に対しては十分ではないとも。国内で「第6波」の中心だったオミクロン株の「BA.1」と「BA.2」に感染していても、再感染する可能性があると報じている。