ガチ中華から脱却へ「海底撈火鍋」 日本人向けに「辛くないスープ」も

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「もつ味噌スープ」登場

   中国で圧倒的な知名度を誇る海底撈は、日本の店舗も中国人客でにぎわうが、成長のためには中国と接点のない日本人の顧客を開拓することが大事だ。このため、鍋のスープや具材も大きく見直した。

   火鍋=辛いというイメージが強いが、中国でも辛い物が苦手な人は珍しくないため、実際は「赤く辛いスープと透明の辛くないスープの二層鍋」がスタンダード。海底撈はさらに幅を広げ、「麻辣(マーラー)」「トマト」「白湯」「豚がつ」「高菜漬け」など多様なスープを用意している。そして今年5月には、日本市場限定で「もつ味噌スープ」も登場した。

   今回は編集長のために、辛くないスープをオーダーした。

左上から時計回りに白湯、トマト、昆布だし、もつ味噌スープ
左上から時計回りに白湯、トマト、昆布だし、もつ味噌スープ

   ちなみに、四川出身の中国人と来たときは、こんな感じだった。

辛い麻辣スープ、白いスープ2種、トマトスープ)
辛い麻辣スープ、白いスープ2種、トマトスープ)
内蔵尽くしの具。センマイだけでも3種類のメニューがある
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