テレビ局が率先すればインパクトある
今回の電力ひっ迫で、テレビ局に対するこんな放送休止案が挙がっている。
ラジオ番組「おはよう寺ちゃん 6時~7時」(文化放送)6月24日の放送で、コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏が出演。政府の節電要請を受け、「地上波テレビの停波」を提案した。
内藤氏は、家庭においてテレビが一定の電力を消費していると指摘。そこで1日1局ずつ、輪番制で視聴需要が見込まれる時間帯に停波を行い、「火曜日であれば日本テレビはダメ、水曜日はTBSが停波してください、ということを順番にやればいい」と述べた。
同氏はまた、2011年の震災時とは状況が異なり、現在各局では「TVer」などでテレビ番組のインターネット配信を行っており、こちらで視聴できるようにすればよいと指摘。またテレビ局が停波すれば、その事実の「インパクト」の大きさから、人々の節電意識の向上にもつなげられるのではないかとした。