擬人化アイドルとうとう「道路」までも 「コクドル」はウマ娘を超えるか

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「艦これ」「刀剣乱舞」に「腸内細菌」

   2013年には、「軍艦」を美少女として擬人化させたブラウザーゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」がスタートし、話題になった。15年には日本刀を男性キャラクターとして擬人化したブラウザーゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が登場。そして2021年には競走馬を擬人化したスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」がサービス開始し、人気を博している。

   ゲームだけでなく、コクドルのように複数のメディア展開を念頭においたものも多い。2016年からは、「温泉むすめ」というプロジェクトがアニメや漫画、ゲームで展開されている。日本と台湾各地の温泉を、美少女キャラクターとして擬人化。一部キャラは、有馬温泉のように、モデルとなった地域に公認もされている。

   交通関係の擬人化例としては、JR山手線の各駅をモデルにした男性キャラクターを描くアイドルプロジェクト「STATION IDOL LATCH!」がある。2021年5月にスタートした。JR東日本が監修に協力している。

   ユニークなのは、腸内細菌を擬人化した「うんこれ」というスマホゲームだ。大腸がん啓発を目的とした団体「日本うんこ学会」が運営している。「ウントピア」という世界を舞台に、プレイヤーは「クリーブス」と呼ばれる生物と戦っていく。そこで、ビフィズス菌や乳酸菌を擬人化したキャラクターが力を貸してくれる設定だ。

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