アーティストの平日は別の顔 週末に変身する「兼業音楽家」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

仕事、子どものお迎え、寝かしつけ、そして仕事

   サエ子さんは現在、主にマンガ編集部で宣伝やPRなどの業務をしている。そのほかに音楽、映画、キャラクター開発などの制作や宣伝に携わってきた。最近では堤幸彦監督の映画「truth~姦しき弔いの果て~」のティザービジュアルや、アーティストのプロモーション担当を手掛けるなど活動は幅広い。土曜はサエ子、日曜は家族との時間、と分けている。

サエ子「土曜日だけは音楽に使いたいので、平日に業務をぎゅっと詰め込みます。でも、小さな子どもがいるので予定通りにいかないのが常なんですよね......」

   平日の基本スケジュールは、こうだ。

   午前中に外部確認が必要な制作物を終わらせ、メールを送る。昼頃に1時間の仮眠を挟み、子どもを保育園へ迎えに行くまで、全力で仕事を進める。子どもが帰って来てから寝かしつけまでは仕事の手を止めるが、日付が変わる頃まで働いている。打ち合わせや編集部へ出勤する日は、夫が育児を担当しているそうだ。

   一方、CHEEBOWさんは、平日8時半から17時半まで業務にあたる。コロナ禍で働き方がリモートになり、朝の通勤時間が空いたため、ちょっとしたボーカルの編集やギター、仮歌(編注:リリース前の楽曲に仮で吹き込む歌)の音源チェックに使っている。ただ、原則として「平日に音楽活動はしない」。

CHEEBOW「夜は、妻との食事の時間を絶対に死守して、お酒を飲むので、その後は仕事をしないと決めています」
サエ子「素敵です。仕事と音楽活動にリズムができていて、回し方も美しくて参考にしたいです」
CHEEBOW「確かにリズムはありますね。あと僕、寝る時間も早いんですよ。0時になったら寝て、7時には起きます」
姉妹サイト