タイは「アジア初」に
アジアではタイが規制を大幅に緩和した。CNNによると、アジアの国として初めて、6月9日から大麻が合法化された。
マリフアナや大麻製品の栽培や取引、疾病治療のための大麻草利用は犯罪ではなくなった。飲食店でも大麻入りの食事や飲料を出すことができるが、気分を高揚させるテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分の含有量は0.2%未満とすることが条件だ。ただし、娯楽目的で大麻を吸引した場合は厳罰に処せられる。
共同通信によると、タイでは19年に大麻の医療目的使用を認める法改正を行い、その後も食品などの分野で規制緩和を推進。大麻成分を含む食品や化粧品などが流通しているという。