ウェブブラウザー「Internet Explorer(IE)」が、その役目を終えた。米マイクロソフトが1995年から提供してきたが、2022年6月16日にサポートを終了したのだ。
長い歴史を持つブラウザーの終了に、インターネット上では別れを告げる投稿が多く見られる。なんと、韓国ではIEのお墓まで登場したようだ。
韓国・慶州のカフェ屋上に
IEが27年の歴史に幕を下ろす前日の6月15日、韓国コミュニティーサイトに「並外れていた彼の業績を覚えている.JPG」といったスレッドが立てられた。
ここには「友人」であるIEのためにと、ユーザーが兄に頼んで建てたという墓の写真が掲載されている。韓国・慶州にあるカフェの屋上、主にカップルがプロポーズのために使用する小さいチャペルの側にあり、誰でも訪れることができるという。
墓石には、「故 Internet Explorer」、「1995.8.17〜2022.6.15」、「He was a good tool to download other browsers(編訳:他のブラウザーをダウンロードするのに良いツールだった)」と記され、花と茶碗が供えられている。