チェーン店の評価が下落
この訴訟の経緯と背景については、6月1日の朝日新聞「食べログ点数、説明必要? 『チェーン店引き下げ』訴え、判決に注目」という記事が詳しい。
それによると、「韓流村」代表取締役の任和彬(イムファビン)さんは19年5月21日、同社が営業する韓国料理レストラン「KollaBo」各店の点数が軒並み大きく下がっていることに気づいた。
前日まで3.24点だった21店(当時)の平均が3.09点に。最大で0.45点下がり、3.51点だった中目黒店が3.06点になっていた。
「アルゴリズムの変更で、チェーン店の点数を一律に引き下げたのでは」。任さんが調べると、ほかにも軒並み点数が下がったチェーン店があった。
そこで韓流村は、訴えで、食べログを運営するカカクコムが、検索結果での表示が目立つ「高額契約」に切り替えさせるために、アルゴリズムを変更してチェーン店の評価点を下げたと主張した。
これに対し、カカクコムは当初、「アルゴリズムは契約の有無と無関係に適用され、点数やランキング(をつけること)は取引の条件や実施にはあたらない」と反論していた。しかし、昨年12月、裁判所の求めに応じて、アルゴリズムの変更内容の概要を説明する書面を出していた。