ラオックスグループのギフト販売会社「シャディ」が、「メタバース」(仮想空間)に参入する。2022年6月16日に「Shaddy Summer Gift 2022 メタバースカタログ」を発表した。カタログギフトを仮想空間内に展開するというものだ。
メタバースカタログの提供は、「業界初」という。自社サイト上で閲覧できる。
視認性に優れたカタログ
全国にある実店舗と、自社ECサイト「シャディギフトモール」を運営しているシャディ。その「中間」のような存在として、メタバースカタログを展開する。
同社発表によると、メタバースカタログは「一覧性・隣接性・視認性」に優れ、バーチャル空間においてアイテムをひと目で選びやすいという。実店舗にいるかのような直感的なギフト選びと、外での移動中でもアクセスができるECサイトのような利便性を兼ね備えているとしている。
メタバースカタログは「シャディギフトモール」からアクセス可能だ。パソコン・スマートフォン両方のブラウザに対応している。
サイトに入ると、高級牛肉やアウトドア用品といった、同社のサマーカタログの商品数百点の画像が立体的に広がる。ドラッグかスワイプで視点を動かせる。商品画像を選ぶと、ECサイト内の販売ページへと飛べる。