チューナーを搭載せず、インターネット上の動画視聴などに特化した「チューナーレステレビ」。2021年から22年にかけて「ドン・キホーテ」など複数メーカーから登場しているが、今度は家電量販店大手の「エディオン」が名乗りを上げた。
2022年6月13日から同社「オリジナル」のチューナーレステレビを、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」上で先行予約販売中だ。
中国「TCL」と共同開発
「ドン・キホーテ」や電子部品メーカーの「ユニテク」(東京都練馬区)が発売したチューナーレステレビには、テレビ向けの基本ソフト「Android TV」が搭載されている。地上波放送は視聴できないが、Netflixなどの動画配信サービスを利用可能だ。
エディオンが予約販売中の「43V型チューナーレスTV」は、「Google TV」という基本ソフトを採用。地上波のテレビ番組は視聴できないが、こちらもNetflixやユーチューブを楽しめる。
このチューナーレステレビは、中国の家電製品メーカー「TCL」と共同開発。開発コンセプトについてはマクアケ上で、
「最近話題のチューナーレステレビを、エディオンオリジナル商品としてGlobalシェア No.2のTCLとコラボして開発を行っており、発売前にお客様のご意見を幅広く頂戴したく、マクアケさんとの取り組みに挑戦致しました」
と説明している。マクアケでの先行販売を通して商品への意見を募り、今後の商品開発に反映する。
一般販売での予定価格は4万9800円。マクアケ上では数量限定ながら、割引価格で購入可能だ。「超早割」コース(先着25人まで)での購入なら3万円で、6月13日18時半時点ですでに完売。「早割」コース(先着25人まで)は4万円で、同時点で「残り4人」と表示されている。