「AI茂木健一郎」の「ニーチェみ」が増す 「きみとロボット」展が面白い

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   日本科学未来館(東京都江東区)では、日本中のロボットが集結する特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を2022年8月31日まで開催している。

   人間を補助するロボットや、人格を再現したAI(人工知能)の展示を通して、「人間とはなにか」を考える。単純に、「最新のロボットに触れられるのは楽しそう!」――そう考えた僕こと「J太」は東京・お台場エリアに向かった。

  • 日本科学未来館で特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を開催中
    日本科学未来館で特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を開催中
  • 日本科学未来館で特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」を開催中

まずはロボットの歴史

   案内してくれるのは、日本科学未来館の「科学コミュニケーター」・宮田龍さん。「科学コミュニケーター」とは、最新の科学技術の情報を世に伝えたり、研究者と交流できる場を作ったりする仕事だ。

   「きみとロボット」は、大きく3つのゾーンで構成される。「Zone1」は、「ロボットって、なんだ?」がテーマで、過去から現在までの人間とロボットの歴史を紹介している。

   壁には紀元前から年代順に、各時代のロボットの歴史が詰め込まれている。ロボットを扱ったフィクション作品が、実際の研究者のインスピレーションにつながることもあるそうで、さまざまなSF作品のタイトルも紹介されている。「展示のコンセプトにあわせて、どのロボットや作品を選ぶかの準備がとても大変でした」と展示作業を振り返る宮田さん。「新世紀エヴァンゲリオン」など、見知ったアニメの名前もあった。

年代でわかる、人とロボットの歩み
年代でわかる、人とロボットの歩み

   各時代を代表するロボットの実物も飾られている。早稲田大学ヒューマノイド研究所が1973年に開発した、世界初の人型知能ロボットという「WABOT-1」や、二足歩行ロボット「ASIMO」(2000年)など、名だたるロボットがずらり。世界初の「感情」を持つ人型ロボット、ソフトバンクロボティクスの「Pepper」(2014年)もいた。

初の「感情」を持ったロボットだ
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