引退後は「会社経営」を希望
プロの選手でも引退後は将来に不安を持っている。日本野球機構(NPB)は5月27日、若手選手を対象とした「セカンドキャリアに関するアンケート」の結果を発表した。
サンケイスポーツによると、対象となった選手は昨秋に開催された「みやざきフェニックス・リーグ」に参加していた12球団の選手213人。そのうち90%近い186人(平均年齢22.7歳、平均年俸625万円)が回答した。
引退後の進路について「不安がある」は123人(66.1%)、「不安はない」が21人(11.3%)、「どちらともいえない」が42人(22.6%)だった。
「不安がある」の要素として最も多かったのが「進路」で「収入面」「やりがいの喪失」と続いた。また引退後のやりたい仕事として最多は「会社経営者」だった。ここでも、「経営者」に人気が集まっている。