PS5で遊べるPS1時代のゲーム 海外は無料なのに日本だけ有料の事情

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英語版は「追加料金なし」

   公式ブログ「PlayStation Blog」2022年5月16日付投稿(日本語版)では、「クラシックスカタログ」でのPS1ソフトの単品購入について、「過去にこれらのタイトルのデジタル版(オリジナル版)を購入されたことがある方は、PlayStation Plusに加入することなく、100円の割引価格でPS4版およびPS5版(クラシックス版)をダウンロードすることができます」との説明がある。

   ところが、英語版の同日付記事では、話が違うのだ。

「過去に初代PSとPSP世代の一部ゲームのデジタル版を購入したことのあるプレイヤーは、PS4およびPS5でこれらのタイトル(ゲームソフト)をプレーする上で、別途購入したり、PlayStation Plusに加入したりする必要はありません。これらのタイトルがPS4とPS5向けにリリースされたとき、プレイヤーがデジタル版タイトルをすでに所有している場合には、追加料金なしでそのゲーム機用のバージョンをダウンロードできます」(編集部訳)

   英語版の説明だと、過去に購入履歴のあるPS1ゲームは「追加料金なし」でダウンロードできる。ところが、日本語版では「100円の割引価格」との書き方で、両者の内容は違っている。素直に解釈すれば、英語版の説明は「無料」、日本語版の場合は「有料」と読めそうだ。

   ツイッター上では、説明内容の違いに「確か海外では無料でダウンロードできなかった?」「え、PS1タイトル無料じゃないの?」との反応が複数出ている。

   この「違い」についてJ-CASTトレンドでは6月2日、運営会社のソニー・インタラクティブエンタテインメントに取材、回答を得た。

   過去にデジタル版のPS1ソフトを購入している場合、クラシックスカタログ版は「日本以外の地域」だと無料でダウンロードできる。日本だと、同条件では100円(税込)で買う必要がある。

   日本でのみ有料の理由は「法令上の都合によるもの」と説明した。

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