気になる「受信料」について聞くと
上述のドン・キホーテの「チューナーレススマートテレビ」は、2021年12月10日に発売された。このテレビについて、「ITmedia ビジネスオンライン」は22年1月6日付記事で報道。編集部がNHKに取材したところ、「チューナーレステレビでは、受信料の支払い義務が発生しないことを事実上、認めた」という。
ほかにも後続で登場したチューナーレステレビがある。「STAYERホールディングス」(東京都千代田区)が2022年2月4日に発表した「4K対応 43V型チューナーレス スマートテレビ」だ。
5月に販売開始と予告していたが、5月6日にJ-CASTトレンドが同社に取材すると、半導体不足などを背景として発売は見合わせになったと明かした。6月1日現在、追加発表はない。
2月4日の同社発表によると、NHKの名は出てこないものの、「TV本体にチューナー(受信設備)を内蔵していないため、地上波の月々の受信料を支払う必要がありません」と説明していた。
ユニテクのアンドロイドモニターテレビは、NHKとの契約対象になる機器なのか。J-CASTトレンドがユニテクの技術担当に取材すると、「この製品はチューナーレス アンドロイドモニターテレビなので地上波の受信料支払いは任意であり、お客様が自由に選択できます」との回答だった。