キャラものケース充実
iPhoneの場合、「ディズニー」や「スヌーピー」など、デザインにキャラクターを取り入れたケースの種類が多いのも印象的だった。
記者が訪れた家電量販店では、「iPhone12 mini」用ケースは130品ほどあったが、うち約80品がキャラクターものだった。同一の機種でこれほどキャラもののケースを用意している例は、Androidスマホでは見当たらなかった。
新宿区の別の家電量販店も見たが、AQUOS、Galaxy、Xperia、arrows向け商品で構成されているAndroidスマホアクセサリー売り場の面積は、 iPhoneシリーズ(8〜13とSE)コーナーの半分程度だった。
朝日新聞社のウェブメディア「withnews」の2020年5月4日付記事で、同社企画事業本部の坂口大祐氏が、なぜiPhoneケースのバリエーションがAndroidよりも充実しているのか分析している。
まずiPhoneは国内での利用者が多く、ケースの売り上げを見込みやすい。また、「iPhone 7」と「8」など、複数の機種で共通してカバーを使えることがあるので、製造コストと在庫リスクを抑えやすいとした。