洋菓子カヌレをひとくちサイズにした「カヌレット」が人気で、買いたくても見つからない。UHA味覚糖(大阪市)が2022年4月11日に発売した商品だ。
「カヌレ」はフランス発祥の焼き菓子だが、売り場ではグミやチョコレートのコーナーに置かれているとの情報が、インターネット上にある。グミでもチョコでもないと思われるが、なぜなのか。
UHA味覚糖は「洋菓子」と説明
発売後、大人気で品切れ続出のようだ。そのため、スーパーマーケットやコンビニエンスストアを数か所回って探す人も多く、「#カヌレットチャレンジ」という言葉が誕生している。
J-CASTトレンドでは、東京都内にあるスーパー2か所とコンビニ4か所を回った。販売していたのは1か所のみ。見つけたのは、コンビニのグミコーナーだった。
だが、グミとは別の菓子のはずだ。UHA味覚糖に取材したところ、
「『洋菓子』となっております」
と答えた。実際、パッケージの裏側に「名称 洋菓子」と書かれている。しかし、洋菓子コーナーには陳列されていない。その理由は――。
商品パッケージが同じで...
UHA味覚糖によると、売り場については小売店の判断になるという。
「パッケージがグミやチョコなどと同じために、そちらに置かれている店舗や、弊社の商品をまとめて置いた結果キャンディー売り場になった店舗もあるかと」
手に入れた貴重なカヌレットを開封すると、ラム酒の香りが漂ってきた。カヌレとは少し違うが、グミとは言い難い。もっちりとした不思議な食感でおいしく食べられた。
人気のあまり「終売した」という話もあるが、これについてUHA味覚糖は否定した。製造が追いついていないために、「小売店への供給が追い付いていない状況です。また、直売をしているECサイトでは、一時的に販売停止をしております」と答えた。