早くて「7月以降」
観光・旅行業界が期待するのは、「GoToトラベル」の復活だ。参議院選挙を目前に控え、さっそく動きが出ている。
FNNプライムオンラインは22日、公明党が「新たなGoToトラベル事業」の実施などを求める提言案を作成していると報じた。政府が6月に策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に向けたものだ。
それによると、「新たなGoToトラベル事業」について、「感染防止対策を前提に観光需要が安定的に回復するまで実施すること」を求めるとともに、再開までの間も「県民割」の運用による「切れ目のない観光関連事業者への支援」を求めている。公明党は、提言を正式決定し、25日にも政府に提出する方針だという。
観光・旅行情報を伝えるウェブサイト「Airstair」は、GoToトラベルに関する最新情報をまとめている。
それによると、「政府は、5月31日を期限としていた観光支援事業「県民割(ブロック割)について、6月末まで延長して開催すると発表しました」「これを受けて、当初ゴールデンウィーク開けから再開すると見られていたGoToトラベルの再開は、早くて『ブロック割』終了後の 2022年7月以降となる見通しです」とのことだ。