定価より5000円高
名古屋市内の店舗に並んだBさんは、発売日の朝8時ごろに行くと、その時点で「数百人はいたかと思います」と話す。列はそれからさらに伸びて、店員から「1500人以上いる」と聞いたという。
Bさんが並んでいる最中、発売前や入手困難なスニーカーの購入や、「顧客」についてのやり取りを耳にしたそうだ。会話の内容から、「プロの転売ヤーかと思いました。凄いお金とコネを持っている方なのかもしれませんが...」。
転売行為そのものについてBさん自身は、「入手した商品の使い道は購入者の自由」と、何も思わないという。一方で、「2次販売品は偽物の可能性があるし、悔しいので買いません」。
今回のコラボスニーカーも、5月17日17時時点で、フリマアプリ「メルカリ」や「スニーカーダンク」では、2万3000円以上からの出品が多数見られた。定価は1万8150円(税込)だ。
Bさんは、こう語った。
「東京などでは2000人以上並んだそうですが、2次販売価格(転売価格)は下がる一方です。かなりの数の人が並んだのに2次(転売)での価格が下がっているのを見ますと、それだけ転売目的での購入希望者が多かったんだなと思いました」