歌手のGACKTさんが、2022年内に活動を再開するようだ。体調不良により活動を休止としていたが、所属事務所「グラブエンターテイメント」が5月16日、本人が順調に回復していると発表。「病状の回復状況に合わせて年内に芸能活動を徐々に再開させ」るという。
ファンの間では、GACKTさんの主演映画「翔んで埼玉」の続編の動向に注目が集まっている。
「日常生活に支障がない」ほど回復
同日、GACKTさんの治療を担当している「九州再生医療センター 医療法人香華会 朱セルクリニック」(福岡市)が病状について報告している。
それによると、GACKTさんは「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下」、「免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症」、そして「上記に伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下」という症状を抱えている。一方で、徐々に体調回復が見込まれ、アーティスト活動復帰のめどが立ってきたとのことだ。
加えて、事務所側は発表内で「日常生活に支障がないくらいに回復」したと説明している。
GACKTさんが二階堂ふみさんとともに主演した「翔んで埼玉」は2019年に公開。埼玉県民が東京都民から迫害を受けている架空の世界が舞台で、GACKTさんは埼玉県民の解放のために動き出す「麻実麗」役を演じた。
21年8月11日付「映画.com」の記事によると、「翔んで埼玉」は興行収入約37億6000万円の大ヒットを記録。同日には、同作公式ツイッターが続編『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』の制作決定を発表した。GACKTさんも二階堂さんも続投すると、22年の公開を告知していた。