近年は「シャープ」が健闘
市場調査を行っているBCN(東京都千代田区)は、全国の家電量販店やECサイトでのデータをもとにスマホの売上高を集計、発表している。
4月の月間ランキングを見よう。iPhoneは引用から除き、Androidスマホ上位5機種のみをピックアップする。
最も上位は9位で、「arrows We」(ドコモ版)。以下、12位に「AQUOS wish」(Y!mobile版)、13位に「Galaxy A22 5G」(ドコモ版)、16位に「Xperia 10 III」(ドコモ版)、17位にOPPO「Reno 5 A」と続く。
直近のデータ、5月2日~8日の週間ランキングだと、iPhoneが上位を独占する中、Androidスマホからは13位に「AQUOS wish」(Y!mobile版)がランクイン。14位に「arrows We」(ドコモ版)、15位が「Pixel 5a」(ソフトバンク版)。16位が中国Xiaomiの「Redmi Note 11」(SIMフリー)、18位が「Galaxy A22 5G」(ドコモ)だ。
調査会社・MM総研が22年2月9日に発表した携帯電話市場の調査結果によると、2021年(1~12月)の国内スマートフォン出荷台数は3374.4万台だった。
メーカーごとの出荷数では、1位はアップルの1681.5万台(シェア 49.8%)、2位がシャープの388.4 万台(11.5%)、3位がサムスン電子で 269.7 万台(8%)、4 位がソニーの 250.7万台(7.4%)、 5位がFCNTの208.3万台(6.2%)だった。
同MM総研の過去の調査を見ると、2017年では1位がアップル、2位がソニー、3位がシャープだった。しかし18年・19年・20年、そして21年では4年連続でアップルに次ぐ「2位」の地位にいる。