オリックス株主優待廃止で「オオサンショウウオ」に注目 魅力に迫る

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   オリックスが株主優待制度を、2024年3月に廃止する。2022年5月11日の発表後、ツイッター上では株主らしきユーザーから、こんな嘆きが続出した。

「オオサンショウウオがもらえなくなる」
  • オリックスの株主優待でもらえる「オオサンショウウオ」のぬいぐるみ(画像は「どんぐり所長 ブログデザインラボ」さんの提供)
    オリックスの株主優待でもらえる「オオサンショウウオ」のぬいぐるみ(画像は「どんぐり所長 ブログデザインラボ」さんの提供)
  • オリックスの株主優待でもらえる「オオサンショウウオ」のぬいぐるみ(画像は「どんぐり所長 ブログデザインラボ」さんの提供)

グループ企業経営の水族館グッズ

   オリックスは2015年、「ふるさと優待」という株主優待制度を開始。カタログギフト方式で用意された、同社取引先の取扱商品の中から、5000円相当の名産品1点をもらえる。

   商品のひとつが「オオサンショウウオぬいぐるみ」(LLサイズ)だ。もともとは、グループ企業・オリックス不動産が経営する「京都水族館(京都市)」で販売されている。茶色みがかった大型両生類そのままの見た目だ。

   2021年度の「ふるさと優待」のカタログでは、商品の種類は数百を数え、「牛たん詰合せ」「クルマエビ」「明太子」など目を引くものが多い。そんな中、「オオサンショウウオ」が話題となるのはなぜだろうか。

商品カタログの中でインパクト大

   2019年以来の株主という、ツイッター名「どんぐり所長 ブログデザインラボ」さんに取材した。オオサンショウウオがもらえなくなるのは「悲しい」と話す。

   「オオサンショウウオ」は、娘の希望により2回目の「ふるさと優待」で入手した。娘は「サンゴ」と名付けて、毎日ぬいぐるみとベッドを共にするなど、大いに気に入っている様子だという。優待廃止にならなければ、計4匹を入手するつもりだったと話す。

   「オシャレ」な商品ばかりが並ぶカタログの中で、「突如として現れるオオサンショウウオは、誰しもの目に留まり、かなりのインパクトを残してきたのだと考えています」。実際、自身でも衝撃を受けているとのことだ。

   どんぐり所長さん自身は、オオサンショウウオについて、リアルな色合いやつぶらな瞳が「キモカワイイ」とのこと。オリックスの優待制度の廃止は24年3月。ひとまず、2022年度の優待で「もう1匹手に入れる予定」だ。

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