良くも悪くも「代わり」はいるもの
スマホゲームが、リリースから短期間で終了すると、ユーザーにどんな影響があるか。タダツグ氏は、「前のめりに、時間をかけてやり込んでいた」、「課金をしていた」人ほど、喪失感は大きいだろうと話す。
しかし、「『人それぞれ』という大前提はあるが、ひと昔前ほど、長く喪失感に浸る環境ではなくなっている」とも。昨今は、一つの作品がサービス終了する裏で、別の作品が二つ、三つとリリースされている情勢があるからだ。
「『このゲームは終わってしまったから、次はこのゲームで遊ぼう』と、気軽に渡り歩くライトユーザーも少なくないでしょう」
また、複数ゲームを一日に数十分~数時間ずつプレイしているユーザーの中には、「1つのゲームがサ終(サービス終了)してしまったぶん、別のゲームのプレイ時間が長くなるだけ」と考える人もいるだろう、と指摘。
タダツグ氏は、「スマホゲームが、リリースから短期間で終了」する事態は、ポジティブなことでは絶対にないと言う。ただ、良くも悪くも「代わり」を探しやすくなっている状況のため、全体的には喪失感が長く引きずられなくなってきているのでは、と総括した。