値上げはずーっと続くかも ウクライナ、円安、物流、ロックダウンも影響

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「3つの理由」

   4月の消費者文化指数の値上がりは、予測されたものだった。NHKはすでに4月5日、「値上げの春 この先は?」というニュースで、今井純子解説委員が物価上昇の「3つの理由」を解説している。

   昨年来、コロナ禍などの影響で国際的な原材料価格が上がっていた。そこに、ロシアのウクライナ侵攻、そして円安が加わった。

   輸入物価指数はすでに2月の時点で、1年前と比べて、34%と大幅に上がっていた。ウクライナ危機で穀物やエネルギー、レアメタルなどが一段と上昇。米国の金融政策で、円安が進んだ。

   5月には、お菓子や飲み物、そして電気料金、都市ガスの料金がさらに上がることが、決まっている。例えば、東京電力では、使用量が平均的な家庭で1か月の電気料金は、1年前より1700円近く値上がりすることになるという。

   穀物類の国際価格の上昇は、製品価格の上昇と多少のタイムラグがある。小麦の製粉会社などへの売り渡し価格が大幅に引き上げられたことで、今後、さらに身近な製品の値上げにつながっていくという。

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