「義母に母の日の贈り物をしますか?」。年明けに結婚した投稿者が、女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」に、こんな疑問を投じた。
実の母には、特に何もしないと言う。「一回してしまうと毎年やらなければならなくなる」のが煩わしいそうだ。
「ひどい時は目の前で...」
掲示板を記者が見た限り、義母には「贈らない」派がやや多い。それぞれの理由は、以下の通り。
■「贈る」派
・日頃お世話になっているから、いつもありがとうの気持ちで
・かなりの援助をしてもらっているから
・実母はもういないから
■「贈らない」派
・やるなら実子(夫)がやれば良いから
・義母から産まれていないから。敬老の日にプレゼントしている
・気を遣ってお返しを送ってくる人だから、あえて何もしない
贈る場合は、花(カーネーション)と、フルーツや菓子、ハンカチ、コーヒーなど、もう一品プラスするケースがよく見られる。中には、毎年同じプレゼントにすることで、手間を省いている人も少なくない。
贈らない人の中には、前述以外にも、さまざまな事情があるようだ。例えば、義母から「ウチはこういうやりとりはしない家。自分の親にやってあげて」と言われた、贈っていたが「プレゼントについて、文句が多いのでやめた」「ひどい時は目の前で捨てられた」という意見も。
さらには、自分が贈る一方になっており、誕生日に連絡やプレゼントを一度ももらったことがないと気付いてやめた、という書き込みもあった。夫に「やりたかったら自分でやって」と伝えたそうだ。
贈るにしても、贈らないにしても「最初が肝心」という助言が目立った。夫と相談し、二人で考えるようにするのがよいとの意見もある。
実母と義母、予算は同じ?
母の日に義母へ贈り物をしている人は、どの程度お金をかけているのか。実母へのプレゼント予算と、差をつけるものなのか。
風呂グッズの企画販売などを行うバスリエ(千葉県我孫子市)が2022年4月26日に公表した、「母の日ギフト」の調査結果(男女400人)を引用しよう。回答者から未婚者を除き、既婚者に絞って、誰に母の日ギフトを贈っているか、調べた結果が下記グラフの右側だ。
「実母&義母」と答えた人は49%と、約半数だった。
「ここだけの話...実母と義母、予算は同じですか?」という問いに対しては、下図の通り「全員同じ」が最多回答となった。ただ、「実母が最も多い」が次点に付けており、「義母が最も多い」は少数派だ。