利用率が低下している
Firefoxは 2004年に登場。ブラウザーの利用率を集計しているアイルランドの「statcounter」というサイトによると、2010年12月の日本国内のパソコンブラウザーでは、Firefoxの利用率は21.63%。「Windows」に標準搭載されていた「Internet Explorer」(利用率1位・58.6%)に次ぐ人気だった。
半面、22年4月時点では利用率は7.92%に留まっている。またネット銀行「PayPay銀行」が22年3月25日に「Firefox」での動作のサポートを終了するなど、ウェブサービスの推奨環境の対象から外れるケースが珍しくなくなった。そして今度はNHKプラスでも利用不可となる。
もちろん、NHKが「ネット受信料」を徴収するなどとの発表は、一切ない。しかし、前述の通り、Firefox がNHKプラス非対応となるだけに、もし「ネット受信料」が導入されたら、これを回避できる口実になるのではと期待する向きがあるのは確かだ。そうなったら、Firefoxをインストールする人が増えるかも!?
なおパソコンでの視聴について、NHKは現在「Windows 10」なら「Microsoft Edge」「Google Chrome」を、「macOS」では「Safari」「Google Chrome」の最新版を推奨環境としている。