「NHKプラス」Firefoxを除外 「ネット受信料」もし実現でもこれ使えば

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   「NHKプラス」の配信動画が、ウェブブラウザー「Firefox」で利用できなくなる。NHK の発表によると、2022年5月23日以降に予定しているアップデートで「動画が完全に再生できなく」なるという。

   「NHKプラス」は、パソコンのブラウザーやスマートフォンアプリから利用できる番組配信サービスだ。そのため、インターネット上では、こんな不安の声がたびたびあがる。「将来は、テレビがなくてもネットでNHKプラスを受信できたら、受信料を払うのか」。でも、「Firefox」しか使っていなければNHKプラスは見られない。仮定の話ではあるが、どうなるか気になる。

  • Firefoxが「NHK非対応」として人気になる日がくる? (写真はイメージ)
    Firefoxが「NHK非対応」として人気になる日がくる? (写真はイメージ)
  • Firefoxが「NHK非対応」として人気になる日がくる? (写真はイメージ)

総務相「現時点で考えておりません」

   現状、NHKプラスを利用できるのは、NHKの受信契約者や、契約者と生計を同一にしている人に限られる。

   NHKは22年4月22日から5月7日まで、テレビ非保有者に向けてネットを活用して情報を届ける「社会実証」を実施中だ。同局の4月7日付発表によると、「専用の」アプリやサイトで主要ニュースに関連した情報やアーカイブ映像などを提供するという。対象は約3000人だ。

   この実施を受け、金子恭之総務相は4月8日の会見で「総務省としては、テレビを設置していない方を新たに受信料の対象とすることは、現時点で考えておりません」との見解を示している。

   それでもネット上では、テレビ非保有者を対象とする「ネット受信料」がいずれ実現するのではないかと疑問の声が絶えない。

   そんななか、NHKプラスのFirefox非対応化が4月27日にNHKから発表された。ネット掲示板では、もしも将来「ネット受信料」が実現した場合も「うちはFirefoxしか使っていないので、契約しません」という「言い訳」が使えるのではないかと歓迎する人が相次いだ。

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